子ども達に寄り添うこと

山形午後8時、叩きつける雨と稲光の今です。県内あちこちに「洪水警報」が出ています。宮城も同じような荒れ模様のようです。石巻の子ども達はどうしてるかな?・・・「学習支援」子ども達と過ごした後はいつもママ達と「茶話会」をします。震災から2年半になろうとしている今、その深い想いがいろんなところに出てきているということを聞きます。先日の勉強会の後も、ママからその話を聞きました。「おととい突然息子が、“津波”直後のことを話した。車の中にいるおばあちゃんが流されていくのが見えた」と。なぜ、この時になって話し始めたのか。「土葬より、何日待ってもいいから火葬にしてあげたかった」「1000人近く遺体を見た」・・・・落ち着いたとは言えないが、2年半にもなろうとしている今だからこそ、話し出せること。その相手が、1ヶ月に1度来る私たちであるということ。子ども間の「いじめ」もあるという。・・・私たちに心を許し始めてくれている。だからこそ子ども達に寄り添いたい。