「命日」

12月18日は、不慮の事故で10歳で亡くなった教え子Kの命日。11年前、ワイパーも効かないほどの猛吹雪の日に教え子は天国に逝った。野球少年だったKはどんな若者になっていただろう。21歳になったKはどんな「今」を迎えていただろう。この11年、Kの家にお邪魔しKのおばあちゃんや父親ととりとめのない話をする時間を過ごした。教え子達は入れ替わりKの家を訪れる。酒をを酌み交わしながら教え子達の成長を我が子に重ねながら笑顔の奥の気持ちを察している。