夏夫と再び、亮と！！教え子シリーズ

亮、目指していたものが本当にこれでいいのか？もう一度これを目指すべきものなのか？確かなものが見えないでいる。自分の将来の姿の青写真をしっかり見ていたはずなのにそれが揺らいでいる。それに変わるものがほんとうにあるのか。自分の人生、少しでも自分のやりたいことがやりたい！！それが見えてるんだったらなおさらのこと。それを見つけて頑張っていたはず。野球一筋、それに関わりながらも、べつの一筋の生き方を見つけ頑張ってきたはず。少し休憩。それもいい。その時間もあっていい。「もう２５歳！！」というけれど、人生設計の中では「まだ２５歳」何をすののか自分らしく生きていけるのかを考える猶予の時間。じっくり考えろ！！と言いたい。

夏夫。１週間前に出会ってもう３回も会っている。会いたくなってしまって今日も電話をかけて呼び出した。学校時代、教師、担任に対して不信感を持って過ごしてきてしまった夏夫。それは学校、担任の責任である。学校で出会い、１年間を過ごす大人が信頼を持てる相手ではないことはとても残念だ。もう夏夫の担任にはなれないけど、近い大人でありたい。そんな夏夫はもう明日の深夜山形を離れる。そしてドイツに向かう。だれと出会うのだろう。何を体験するのだろう。それにしてもドイツは遠すぎる。けど、なおさら１年後「おかえり！！」と言える日を楽しみに待ちたいと思う。明日は、「行ってらっしゃい！！」と夏夫の肩をたたきにいきたいと思う。