さくらんぼ

毎日同じコースを走っていると、野草や果樹の色つきの変化が目にとるようにわかります。10日ほど前は青々だったさくらんぼが、毎日の好天候のおかげで日に日に赤みを増していってます。「赤い宝石」とはよく言ったもので、太陽に輝く赤い実は輝いています。まだまだ自分の口に入るのは先ですが、路地のさくらんぼの実をちょっと手をのばしてつまみたい気持ちです。さくらんぼの値段が高いのはほとんどが手間賃なのです。もぎ取りもすべて手作業、もちろん箱詰めも手作業です。小さいころ父の実家がさくらんぼ農家で、親戚連中が勢ぞろいして山積みになったさくらんぼをパック詰めのお手伝いをしたのを、いつもこの時期になると思い出します。