牛渡川そして梅香藻

昨日紹介した庄内は遊佐町「箕輪鮭孵化場」・・ここに鮭の孵化場ができたのは、鳥海山の湧水100%の「牛渡川」があるからこそ。年間10℃の水温、手ですくって飲めるほどの清流。鳥海山から100年の歳月を経て湧き出る水。その水を求めて「鮭」は遡上してきます。清流だからこそ生育する「梅香藻」・・秋から冬にかけて水面に落ちる「落ち葉」を取り除き、梅香藻に取り巻く水草を取り除いてこの「牛渡川」と「梅香藻」を守ってきた「カンスケさん」・・わたしがこの孵化場に顔を出すとよく「カンスケさん」は川に入って大きな網を持って「落ち葉」を取り除いてました。2年前に逝った「カンスケさん」・・その「カンスケさん」が守ってきた「孵化場」と「牛渡川」・・その川に今年も勢いよく「鮭」が帰ってきています。