教え子の命日

教え子は、8年前の今日、猛吹雪の中突然の事故で天国に逝った。8年前、猛吹雪の中庄内から帰って来たら、教え子の事故のFAXが入っていた。小さな棺の中にいた。突然の死に家族は呆然とし、それから毎週のように家族に会いに行った。教室での教え子の様子を話すことによって、家族は少しの安らぎを感じてくれた。家族は少しずつ立ち直っていった。そんな教え子も18歳、高校3年生。どんな風に大きくなっただろう。何を語っただろう。野球少年だった教え子は、甲子園のマウンドで活躍していただろうか。・・・今日の命日、同級生、教え子達が集まった。就職、進学を目指した教え子が集まった。みんなたくましくなっていた。大人になっていた。・・そんな子ども達をどんな目で家族は見ていただろう。高校3年生になった教え子に会いたい!!