教え子の夢

今日は教え子Yの誕生日。Yに誕生日のメッセージを送った。24年前Yは、酒田の東平田小学校を卒業した。Yは担任していた頃から「将来はコックさんになりたい」と言っていた。高校を卒業し地元の企業に就職した冬にそのYから「やっぱり俺、コックさんになりたい」と打ち明けられた。さっそく教え子と、東京のイタリアンレストランに連絡を取り、いくつかの面接に出かけた。面接してくれたレストランのオーナーから「私たちは若者に投資をします」という話に心を打たれ、その店、青山に本店があるイタリアンレストラン「サバテイーニ」に決め、その4月には新宿のオペラシテイ53階にあるお店に配属された。その後、港区の白金のお店、そして経験重ね今は、さらにグレードあげ銀座のイタリアン「フアロ資生堂」の中堅として腕を磨いている。「将来は自分の店を持ちたい」という大きな夢と「仕事で海外へ行きたい」という夢。その夢、「来月取引先の招待で、イタリアのワイナリーに行ってきます。」とメッセージが返ってきた。これまで幾度となくそんな教え子を自慢したくってお店に連れて行った。写真は2年前、友人家族を連れて銀座のお店に行き、教え子の料理を堪能したときのもの。教え子の「自分のお店を持ちたい」という夢は、私の夢でもあります。