明日は。

明日3日は父の命日。父が亡くなって1年になる。自宅看護で約3週間、教え子のような看護師の若者たち、そしてベテランのヘルパーさんに囲まれ、穏やかな3週間を自宅で過ごし、そして6月3日の朝、穏やかに目を閉じた。田植えが終わった田んぼには毎日のように黄金色の一本道の夕陽が差し込み、そして父が休んでいる部屋をその夕陽が覆っていた。父の遺影に毎日手を合わす母。そんな毎日はこれからも続く。