3.11

10年前2年生の担任をしていた。帰りの会の最中揺れた。揺れの大きさで子供たちは飛び上がった。昇降口前に避難、雪が舞降りる中緊張していたのか寒くなかったのを覚えている。震災後2年目から石巻の開成地区仮設住宅の子どもたちのところに出かけた。そして5年間毎月教え子たちと共に仮設住宅や復興住宅の集会所に出かけ一日を過ごした。肩を並べ勉強しお昼は一緒にご飯を作り午後は外の公園で遊ぶというスケジュール。家族のように親しくなった。「また来るね!!」の約束を守り続けた。3年前、その関係を一旦卒業。石巻の子どもたちはどんなにか大きくなっているのか、また会いに行きたい。教え子たちは大学を卒業、家族を持つようにもなった。

子ども達だけではなくお母さんたちやおばあちゃんにおじいちゃんなどたくさんの出会いもあった。「縁」をつなげていくべくまた会いに行こうと思う。