教え子

教え子の訃報が届いた。酒田の東平田小学校、初めての卒業担任をした教え子。40代半ばの旅立ちだった。足の速い子だった。4キロ近い通学路を仲良しの友達との通学。体力がつき持久走も軽やかに走った。年の離れた弟が生まれ大喜びだった。訃報が入り教え子たちに電話をしまくった。今は教え子を「くん、さん付け」があたりまえだが、当時はみんな呼び捨てが当たり前。40代半ばの教え子たちも呼び捨てのまんま。今日が通夜だという。「先生の心も伝えてくるから、気持ちだから」と言ってくれた。その言葉に救われた。なぜか最近卒業アルバムを近くにありめくっていたところ。