
渡辺えり古稀記念連続公演「鯨よ!私の手に乗れ」「りぼん」の山形大千秋楽が終わった。本番終了後午前0時を回っても舞台の撤収が終わらない。搬入口の大宮ナンバーの大型トラックには次々と大道具や衣装、小道具が運ばれる。山形公演1回のステージにもたくさんのたくさんのキャストスタッフ、そしてアルバイトのみなさんの力が結集している。舞台「りぼん」は山形6中の制服姿の修学旅行から始まる。りぼんが紡ぐ壮大なストーリー。過去に生きる人が現代、未来につながっていく。劇団3〇〇、渡辺えり作演出の舞台に出会って40年以上、40人を超える役者さん一人ひとりの台詞、一言ひとことが染み入ってくる。劇団3〇〇から続く集団シーンは圧巻、包み込まれる。終演、後片付けが終わった役者さんからホテルへピストン輸送の車の中、舞台を振り返りつつも次のステージの準備の話が尽きない。このパワーはずっと続く。えりさんは2月1日に初日を迎える新橋演舞場「三婆」の稽古へと。

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